初静岡!初朝霧!こんにちは富士山!そこはまさにIt’s a Beautiful Day!行って初めて分かるこの言葉の意味。
そんな朝霧JAM2014参加レポートです。天気、雰囲気、ご飯などどのような感じだったか色々とまとめてみたので御覧下さい!
朝霧JAM 2014
静岡県、朝霧高原で毎年秋に開催される野外ライブイベント朝霧JAMは2014年で14年目となかなか歴史の長いフェスです。
今年の朝霧JAMは10月11日,12日の2日間開催でしたが、なんと開催1週間前にして台風が発生。しかも過去最強の台風と言われ一時は開催が危ぶまれましたが、台風の足が遅かったことが幸いし無事予定通り決行!大丈夫だろうとは思いつつも遠方からの参加なのでハラハラでした。
そして当日・・ピッカピッカの晴れ!とはいきませんでしたが、有り難いことに2日間雨も降ることなく無事幕を閉じました。天気の神様本当にありがとうございました。
天気・気候
前述しましたが雨は降らずに無事2日間を終えることが出来ました。
ただ2日目は朝からずっとくもりで気温が上がらず12時近くになってもとても寒くて少し大変でしたが、時折太陽が出てくると一気に半袖の陽気になったりと乙女心の様な天気でした。
また夜になると露が降りてけっこう濡れるので、日が暮れたら早めにマウンテンパーカーなどツルツル素材のものを着て防寒をしたほうがいいかもしれません。
静岡県東部の天気 (2014年10月11日)
天気 :晴れ
気温:
最高気温 24.6℃
最低気温 15.6℃
湿度:60%
静岡県東部の天気 (2014年10月12日)
天気:晴れ
気温:
最高気温 22.1℃
最低気温 17.4℃
湿度:53%
参考:Yahoo!天気・災害
アクセス
今回東京から新幹線とバスを乗り継いで会場入りしました。
各主要都市から直接会場まで出るツアーバスプランもありますが、新幹線→シャトルバスの方が会場に早く着くことが出来ます。お金もそんなに大きく変わらないので早く快適に着きたい&いい場所にテント貼りたい!って人にはおすすめ。
ただし主要都市直行のツアーバスプランを利用するとキャンプ道具を家から会場まで送れるという特典がついてくるのでそこは荷物との兼ね合いをみて決めるといいかもしれません。逆を言うと主要都市直行のバスツアーを使わない人は荷物は全部自分で持っていかなきゃいけないので気をつけてね!(2014年現在)
新幹線について補足ですが、東京駅発の朝早い便だったので自由席でも余裕で座ることが出来ました。
快適な人感
邦楽系のロックフェスとは違って客層の中心は20代~の大人が多い印象でした。”音楽フェス”そのものが好きで、ライブを見ることよりも雰囲気を楽しみに来ている人達の集まりって感じがなんとも言えないまったり感を持っていてとても居心地のいい空間でした。
朝霧JAMらしいのが親子連れが多かったこと。特に小学生以下の小さい子供を連れてきている人が多かった!緑が多くて人も窮屈なほど混み合っていないので走り回ったり出来るし、子供向けの設備やワークショップも沢山あってこんなに子供ウェルカムな環境があるのは朝霧JAMが一番かもしれません。
また、ペットも入場可能なので小型犬から大型犬まで犬を連れてきている人がたくさん居たことものどかで癒やされました。
会場のキャパに対しての人数調整が上手いのか、どこに行っても少なすぎず多すぎず賑やかだけど詰まり過ぎてない感じが凄くよかった。
トイレも全然混まず並ぶことなくとても快適、水場は少ないので少し混んでいましたが何分も待つわけではなくストレスフリー。こういう所も子連れの人が多い理由の一つかも。
テントの数!
基本キャンプインが前提のフェスなのでガチキャンパーがたくさん集まっていました。巨大なスノーピーカー村もあったよ!
一応宿泊施設もあるので車さえあれば宿に帰る事も出来るのですが 、朝霧を骨の髄まで楽しむならキャンプインをしたい所。というかほぼ100%の人がキャンプをしているそうです。
もちろん会場内にはテントがすごい数!ステージ2つしか無いのにこんなに人が集まっちゃって大丈夫?ってくらいテントだらけ。比率がおかしいよー!と思いながらも朝霧がキャンプメインのフェスなんだと言うことを実感しました。
また、秋&高原という環境から気候的には涼しいので約1日くらいお風呂に入れなくてもそんなに苦痛はありませんでした。近くに温泉施設もいくつかあるので車で来た人は入浴しに行ったりもしていたようです。
ちょうどいい広さ
こんなにジャストな広さを持つフェスは見たこと無い!と思ったくらい凄くちょうどいい大きさの会場でした。
散策するにしても適度に広くて、かと言って回りきれない程広いわけではなく1周疲れない程度に見ることが出来て凄く良かった。メインステージからくまなくゆっくり見て回っても1周1時間くらいでした。(ふもとっぱらキャンプ場除く)
こっちに行ってもテント以外何も無いだろうという方向に行ってもお店やキャンプファイアーがあったので散策しがいがあって凄く良かった。
また、ふもとっぱらキャンプ場の方にも実は凄いエリアがあってマップにも書いてないので会場にしか泊まったことない人は知らない可能性も・・。この場所については後で写真でまとめて紹介します!
雑貨屋さんがたくさん!
荒吐とかも雑貨屋さんが多いな~と思っていたのですが朝霧JAMも雑貨屋さんの数がすごい!
他のフェスでは見ない感じでズラーっと並んでいるので余計沢山あるように感じる。これが服からアクセサリーまで色々あって実用的なものも揃えることができるし、見ているだけでも楽い。
朝霧に行く前に買おうかな~と思っていたストールが2000円前後と安くていろんなお店に沢山あったので買おうと考えてる人は会場で調達したりしてもいいかも。
現地調達も楽しめる朝霧JAM!
アーティスト
正直海外のアーティストはほとんど分からないので今回は軽く予習をして後はその場の出合いだ!と思って参加しました。
レゲエからDJまでジャンルは様々ですが海外のバンドが多めでした。
どのアーティストもとても素晴らしかったのですが初見で一番トキメイたのがHeymoonshaker
ヒューマンビートボックスとギターという珍しい組み合わせのアーティストなのですがこれが本当に凄かった。
本当に2人なの?と思うくらい色々な音が聞こえてくるし重低音と音圧が凄くて全身の毛穴が総立ちでした。
もしまた出会えることがあったら絶対に見たい2人!
Shakerism (Definitive Edition)
ご飯
朝霧JAMくらいの知名度と規模があるフェスでこの値段と味は他のどのフェスよりも安い!しかも美味しい!
地方から人がいっぱい来るような大規模フェスは1食平均500円~のお店が多いと思いますが、朝霧は500円以下で美味しい食べ物がわんさか!そうなんです、朝霧JAMは食べる楽しみもあるんです。
国際的な料理から地元の名産を使った出店を中心に色々ありました。特に朝霧高原は乳製品・牛が美味しいところなので、ステーキから新鮮な牛乳を使ったスイーツまで楽しめます。
朝霧牛乳、ヨーグル豚、黒はんぺん、しらす、桜えび、富士宮やきそば、ニジマス、、、、こんなに静岡に美味しい名産があるとは知らなかったし、上手く地元のものを使った出店でとってもよかった!
夜は大体12時くらいで閉まってしまいますが朝は6時前位からポツポツお店が開き始めるのでよっぽどの腹ペコじゃない限りは空腹で困ることは有りません。
持ち物
秋フェスなので防寒はしっかりと!雨宿りできる場所がほぼないのでレイングッズも忘れずに!
標準装備
・チケット
(バスや駐車場のチケットも忘れずに)
・お金・お財布
(2日間いて2万あれば十分足りると思います。でも雑貨のお店が色々あるので買い物を楽しみたい人はもう少し多めでもいいかも。)
・リュック系
(両手があくリュックがおすすめ。防寒着や雨具、替えの服等々入れて持って行きましょう。)
・ヒップバック
(会場内で装備用にあると便利。)
・キャンプ道具一式
(最低でもテントと寝袋があればなんとかなります。買うときは防寒・防水のしっかりしたものにしましょう。)
・タオル
(汗をだらだらかくほど暑くはないけど、雨で濡れた時とか顔を洗った時などに。)
・携帯電話・時計
(見たいライブの時間をチェックしたり連絡を取り合ったり。携帯は人が多い所に行くと速度が遅くなりました。)
・ビニール袋&ゴミ袋
(リストバンドと引き換えに1枚貰えますが色々と便利なので自分でも数枚持って行きましょう。ゴミ箱はかくエリアごとにちゃんとあるので便利。)
・汗拭きシート
(水しか出ないので顔を洗うのは少し辛い!そんな時は代わりに汗ふきシートを使うとかなりサッパリ出来ます。)
・ティッシュ・ウェットティッシュ
(ティッシュよりもウェットティッシュは大事。食べ物食べるときとかにも便利!厚手のちょっといいやつがあると便利。)
服装
・半袖
(日中は温かくて半袖でもちょうどいい気温です。)
・ロンT・長袖シャツ
(夜になるととても冷えるので1枚あるといいかも。日中着ていてもそんなに暑くはないです。)
・長いズボン
(夜は冷え込むので持って行くのがおすすめ、レギンスとかだと辛いかも。特におすすめながユニクロの「暖パン」ってやつが凄く暖かかった!寝袋で汗かくくらい無敵。)
・パーカー
(秋冬仕様の厚手のがおすすめ。モコモコなくらいでOK。)
・撥水のアウター
(夜になると夜露がけっこう凄いです。布系のアウターだとしっとりするのでマウンテンパーカー系のものを1枚持って行きましょう。)
・コンパクトになるダウン
(ダウンがないと辛いくらい寒くなることもあるらしいのであると安心。)
・帽子
(夏ほど日差しは強くないけどステージ近くは日を遮るものが少ないのであるといいかも。キャンプ翌日の寝ぐせ隠しにも使える。)
・長靴
(雨予報の時は必須。会場付近に調達できる場所が少ないので怪しい時は持参しましょう。)
・靴下
(濡れた時の事も考えて何枚か。)
あったら便利かも
・懐中電灯
(キャンプサイトは暗い所もあるのであると便利!100均ので十分!)
・レジャーシート
(ふもとっぱらの方にキャンプしている人は会場に来た時に基地として敷いて使えるのでおすすめ。テントの中に敷いたり外に敷いたりにもあると心強い。)
・薬
(持病の薬や最低限の痛み止めや胃薬くらいあると安心かも。)
・サイリューム(ケミカルライト)
(100均とかでも売ってる”パキッ”と折るやつ。夜付けて歩くと仲間や荷物を見つけやすいです。テントの目印にも便利。)
・ストール
(ふわっと肩に掛けるだけでも凄く温かくなります。そして何よりオシャレ感がある。寝るときに下に敷くと寝心地が少しUP! )
会場の様子画像まとめ
レポートが長くなってしまったので、会場の画像まとめはコチラの記事からどうぞ!
感想
3年前くらいから毎年「参加したいな~参加したいな~」と思い続けて念願の朝霧JAM!期待値は相当高かったわけですが、バスの車窓から見える景色を見て「あ、これは来年も来ますね!」と第一声を放ちました。
視覚的にもスタッフ的にも(一般の出店の人含め)凄くホスピタリティが高い!居るだけで心地がいいので朝霧JAMは秋フェスのなかでもトップクラスの楽園なんだと思います、長年続いていて人気なのもよく分かりました。
もひとつ驚いたのが飲食が安かったこと。他のフェスとくらべても圧倒的に安くて美味しい!キャンプインフェスなので一部エリアを除いて自炊が可能なのですが、出店で美味しいご飯が安く買えるのでこれはいいなぁと、むしろ自炊しないで買って食べようよ!ってくらい良かったです。
ということで”音楽フェス”が好きな人は一度は行って損のないフェスだと思います。少なくともジャンル問わずフェス好きな私はずっと稲川淳二みたいに「楽しいなぁ~楽しいなぁ~」って言ってました。「楽しすぎてこわいなぁ~やだなぁ~楽しいなぁ~」
遠征してでも行く価値は十分あったので気になってる人はぜひチェックしてみてください!
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