どうもこんにちは、フェスお姉さんです。
2月になってフェスの情報も増えてきた今日このごろ、フェスのニュースから目が離せません。
そんな昼下がりにツイッターを見ていると、気になるタイトルの記事が流れてきました。
!!
「フェス、多すぎない?」サカナクション山口一郎と議論したい人募集中 https://t.co/0C6vLJQ43Q pic.twitter.com/LF9jlf3VJY
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2017年2月15日
「フェス、多すぎない?」
フェス?・・・フェス!フェス!!!
イエエエエエイ!!ジャスティスッ!!
大好きな言葉が出てきて、うっかり興奮してしまいました。
そう、フェス…。
夏は毎週のように飛行機でフェスを行ったり来たり。
フェスのためにありとあらゆる都道府県へ飛び、
ジャンルの壁を超えゴリゴリのパリピにも揉まれてきた
私のために用意された企画のようではありませんか!ありませんか?
【関連記事】2016年のフェスふり返り
確かに、ここ数年とっても増えた音楽フェス。
大小含めると年間200前後開催されているのが確認できます。
メディアに取り上げられていないだけで、もっとたくさんあるかもしれません。
増えすぎた事で、「どのフェスも似たり寄ったりでつまんないよね~」って声も聞こえますが。
多くの人がフェスに行くのは年1~2回、多くても5回未満の人が多いはず。
つまり・・フェスが多いことで私達参加者側のデメリットはほぼ無いのではないでしょうか!?
そこで、「フェスが多いと、こんないいこと多くな~い?」ということをまとめてみたので、どうぞご覧ください。
地方に住んでいてもフェスに参加しやすい!
交通の便が良ければまだしも、地方に住んでいると遠征の悩みが常についてまわります。
「あ、飛行機取らなきゃ…当日入りだと間に合わないから前日入りで…あ、宿泊費もかかる…帰りも最後まで会場にいたら飛行機間に合わないから、後泊もしないと……休みとれるかな………石油王に生まれたかったなぁ!!」
なんて、フェス一つ行くにしても毎回お金と時間と欲望のしのぎを削って計画を立てていたりするわけです。
でも、最近では日本中の様々な場所でフェスが開催されています。
北は北海道、南は沖縄まで大きな街から小さな町まで本当にたくさんあります。
今までは、フェスとなるとそれなりの遠征がつきものでしたが。
各地にフェスが増えたことによって、前よりも気軽に参加できるようになりました。
近い場所でフェスが開催されることでお金や時間に余裕ができ、
よりたくさんの人が気軽にフェスに足を運びやすくなったのでは無いでしょうか?
…まあ、遠征費が浮いた分は結局グッズ代に消えてしまうんですけどね!
ガハハハハ!!
若いうちからフェスでたくさんの音楽体験が出来る!
先程の続きになるのですが、地方にフェスが増えることによって、
若い世代の人たちがフェスに行って気軽に音楽を体感できる機会が増えました。
音楽に興味を持って高校生くらいになったとき、
「フェス行きたい!」
と思っても、お金の問題をクリアするのが難しく、
遠征するとなると親の許可を貰うのも、まだ簡単ではありません。
しかし、地元や近隣県にフェスが増えたことによって、
お金や遠征のハードルが下がり、
より気軽にフェスに行くことが出来るようになりました。
高校生くらいから友達同士でフェスに行っている人を見ると、とても羨ましいものです。
私も10代のころからフェスを知ることができていれば…
もっと色々楽しめたのに……!
今の高校生羨ましい!
友達とオソロのTシャツかってロッキン行きたかった!
ROCKの前で友達と写真撮ってインスタアップしたかった!!
ギエェエェェェェェ!!!!!
家族になっても行きやすい!
さらに地方でフェスが増えたことで、
家族でもフェスに行きやすくなりました。
2016年、フジロックが始まってから20年が経ちました。
フェスを楽しんできた第1世代~第2世代の人たちは今、
家庭をもって子どもがいる人達がたくさんいます。
そんな人達が今、フェスを家族で楽しめる機会がとても増えています。
「小さな子どもがいても、地元でのフェスなら日帰り参加できるので嬉しい。」
という声をはじめ、子供鑑賞エリアや、親子連れ専用キャンプサイト、
子供専用の遊び場など、家族で楽しめる様々な工夫がとても喜ばれています。
最近は「中学生以下入場無料!」なんてフェスも増えてきて、
金銭面でのハードルも下がっています。
実際フジロックなんか行くとベビーカーの多さにびっくりしますよね。
みんな子供がいたってフェスに行きたい、子供にも自然の中で音楽を楽しむ体験をさせたいという思いが強いようです。
地方にフェスが増えることによって、次の世代に音楽の楽しさを受け継ぐ機会が増えるとは…。
やっぱりフェスって素晴らしいもんですね!
なんだかよく分かりませんが胸が熱くて爽やかな気分です。
チャンスやキッカケが増える
フェスが多いということは、チャンスやキッカケも増えます。
フェスというのはだいたい毎年同じ時期に開催するので、
仕事の繁忙期に重なってしまうと、フェスに行けなくなってしまう人もいました。
フジロックなら7月の第3週~4週のあたりだったり、ライジングサンなら8月のお盆の時期だったり。
でも、今や春夏秋冬全国津々浦々と開催されているので、
いつでもフェスを楽しむことができます!
おまけに、いろいろな都道府県に旅行することもできちゃいます!!
ワ~オ!!
実際、私はフェスのおかげで初めていろんな場所に行くことが出来ました。
誰かと旅行に行ったことも無ければ、
ましてや一人で旅行に行くなんて考えられなかったのですが。
今ではフェスを追って一人で色んな所に行く楽しみが増えました!
一人じゃなければもっと楽しいんだとは思いますけどね!!
旅は最高じゃぁ~!
経済効果が凄い!
開催する町やその周辺地域に経済効果が凄い!
関連グッズの経済効果が凄い!
その他もろもろ経済効果がすごい!
これに関しては目に見えて私たちに恩恵があるわけではありませんが、
経済効果って言葉なんとなく良いことっぽくありませんか?
回り回ってきっと良いことがあるでしょう…。
フェスに行くだけでも、食、宿、交通などたくさんの消費が産まれます。
その他にも、新しい服を買ったり、キャンプグッズを新調したりと関連した消費も起こります。
さらに女性の場合、フェスに合わせたメイクグッズやセサリーを買ったり、
美容室に行ってキャンプでも髪をセットしやすいようにしてもらったり、
フェスに向けて色々な準備を楽しんでいる人もいます。
ちなみに、自分がフジロックに行くにあたって、
交通費、宿泊費、食費、その他全部合わせていくらかかったか計算してみたところ・・・
基本的な部分だけでも15万はいっていました…もっと細かいの入れたら20万近くいくかも…え?
計算しなければよかったと後悔しています。
どおりで貯金が増えないわけだ!将来不安!!
でも、フェスがあるから未来は明るい!!
やった!バンザーイ!!!
フェスが多いのは平和のしるし?
以上が、フェスが多いことで起こるメリットでした。
主催者側からみると、競合が多くとても大変だとは思いますが、
選択肢が増えたことで私たちは、より豊かな音楽体験が出来るようになりました。
そしてフェスが多いということは、平和で、経済が安定していて、音楽がたくさんの人に愛されてる証拠!
これがラブアンドピース!?
デジタルでしか音楽を聞いたことなかった私は、
フェスで生の音楽体験をしてから、初めてライブハウスに行きました。
たくさんのバンドや、音楽も知りました。
おまけに、体も動かせて、心も健康になるから最高!!
今はフェスがある一年がとっても楽しいです!
フジロックやライジングサンなどの大型野外フェスはもちろん、
都市型のサマーソニックやビバラロック、地元の有志の人達が作る小さなものまで、
これからもたくさんのフェスが存在していられるような社会が続きますように!